禁酒したいんだけど、なかなかきっかけがないんだよね…!
実際に成功した体験談はないかな?

本記事では実施に禁酒に成功した体験談をご紹介しています!
本記事の内容
- お酒のデメリットに苦しめられた体験談
- 実際に禁酒に成功した具体的な方法
- 禁酒によって得られたメリット
ぜひ最後まで読んでみてください!
こんにちは!ゆったりカメ夫婦のカメ助です。
2019年にハワイ挙式をあげて新婚生活に入りました!
結婚や日々の生活で経験したことが誰かのお役に立てばと思い記事を執筆しています!
多くの情報があふれる中、”実際に自分たちが経験したことを読者にお届けする”をモットーに記事を執筆しております。
本ブログでは、たくさんの有益な情報を発信していますので、いろいろご覧になってみてください!
目次
禁酒を実体験して感じたメリットをご紹介!禁酒こそ百薬の長!
こんにちは!カメ助と申します。
今日は日々のストレス軽減のため禁酒のススメです!

え?ストレス発散のためにお酒飲むんやろがい!?
って思う方、黄色信号です。アル中予備軍です。
実際自称アル中だった私ですが結婚式を挙げるに向けてカメ嫁に厳しく禁酒指示を頂き禁酒を始めました。
禁酒に成功した結果たくさんのメリットを感じたのでその方法と効果を書いていきたいと思います。
適量の飲酒はメリットは間違い?
まずは禁酒を進めるにあたって客観的なエビデンスの紹介です。
酒は百薬の長と言われ適量のお酒は身体によいとされてきましたが最近では医学の世界において新たな知見がでております。
「健康リスクを最小限に抑えるための安全な飲酒量の目安が存在する」という認識は神話にすぎない―。米・University of WashingtonのMax G. Griswold氏らは、195カ国・地域の疾病負荷を定量化する世界疾病負担研究(GBD) 2016のシステマチックレビューとメタ解析から、世界でアルコール関連死は300万人近くに上り、がん死リスクはアルコール摂取量が多いほど増加、健康損失を最小限に抑える飲酒量はないことが算定されるとLancet(2018年8月23日オンライン版)に報告した。
50歳以上では、2016年のアルコール関連死に占めるがんの割合が高く、女性で27.1%(95%UI 21.2~33.3%)、男性で18.9%(同15.3~22.6%)だった。
各健康アウトカムの推定相対リスク曲線の解析では、虚血性心疾患リスクのみが1日0.8ドリンク程度の少量飲酒者で最小となり、有意なJ字形の傾向が認められた。しかし、全健康損失リスクを最小限に抑えるアルコール摂取量は、1日0(95%UI 0.0~0.8)ドリンクと推算された。
2018年09月05日 Medical Tribune
引用元:https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0905515753/
確かに虚血性心疾患においては適量飲酒者でリスクが下がっていますが、全健康損失リスクを抑えるには完全禁酒が良いという結果です。
その辺の酔っぱらいが言っているのではなく医学的にも信用度が高いLancetでの報告です。
さらに今年ワインの愛飲者にも悲劇が…
英・University Hospital Southampton NHS Foundation TrustのTheresa J. Hydes氏らは、飲酒と喫煙で発がんリスクを比較した結果、1週間にワイン10杯(1本)の摂取による発がんリスクは男性で週5本、女性で週10本の喫煙によるリスクと同等であったとBMC Public Health(2019; 19: 316)に発表した。
2019年04月12日 Medical Tribune
カメ助も大のアルコール好きだったので目を背けたくなる報告でしたが、受け止めるしかないですね。
実際に味わったお酒のデメリット
続いては自分自身が味わってきたお酒のデメリットです。
お酒を飲み始めたのは大学生の頃からですが、はじめはカシスオレンジとカルーアミルクが好きでまだ可愛げのある飲み方をしていました。
加速し始めたのは社畜になり1人暮らしを始めてからです。
毎日の酒量としては
- 缶ビール500ml×2本が食前酒
- 赤ワイン1本
- 締めはウォッカのストレート
- 土日は朝からビール
てな感じで毎日が二日酔いでした。
会社の人と飲みに行くと
- 朝までコースは当たり前(多分後輩は嫌がっていた)
- 4~5軒ははしごする
- 最後のラーメン屋でも飲む
- 帰ってから1人で飲みなおす
てな感じでした。風邪を引いても「アルコール消毒やでえ」←なぜか酔うと大阪弁
とか言って飲んでたので8年間ぐらい休肝日はなしでした。
その結果ですが
- 入社前より体重が20kg増えた
- お酒に相当なお金をつぎ込んだ
- 何度も記憶を飛ばし人に迷惑をかけた
など多くのデメリットを味わってきました。
ちなみにAUDITというアルコール依存症を診断するテストでは
合計29 点/40点
で最も悪い”アルコール依存症疑い群”に分類されておりました。
AUDIT→https://www.asahibeer.co.jp/csr/tekisei/alcohol_addiction/test.html
そんな私が禁酒に成功した方法をお伝えします。
禁酒にチャレンジ!徐々に接種アルコールを減らす作戦!
私もカメ嫁に禁酒しろと言われたもののその方法がわかりませんでした。
- 「8年間毎日続けていた習慣をキッパリやめるなんて無理だ!」
- 「じゃあ2日に1回飲むことにするか、無理だ、毎日飲みたい!」
- 「ノンアルコールビールは何度も挫折をしてるしな!」
色々考えたのですが自分には仕事終わりに毎日飲むという習慣がびっしりこびりついておりました。
そこで下した決断は

やめるのは無理だ。毎日飲もう。その代わりビールをゼロコーラで割ってアルコール量を半分にしよう!
というものでした。
実際試してみると

「あれ、うまい。喉越しはビールと変わらず胃に染み渡る。ビールと変わらない」
とビールを半分にしても生きながらえることができたのです。そこで次は

じゃあ今まで半分注いでいたビールをノンアルコールビールにしてみよう!ノンアルコールビールとゼロコーラを割ってカロリーゼロカクテルや!
と新たなカクテルを作ってみました。結果は

あれ、なんか変な泡浮いとる。でもうまい、これまでと変わらぬ喉越し。いけるやつや。
そしてこの時カメ助は気づきました。このカクテル既にアルコールが入っておりません。
無理せず禁酒に成功したのです。
そして気づいたのは

あれ、わしが好きやったのって喉越しやん?喉越しさえあればいけるやつやん?
ということでした。そこで次に試したは

炭酸水よ。わしの喉を越してくれるのはこの超炭酸水よ。
と超炭酸水をぐびぐびと飲み干しました。もうこのころには体内のアルコールも抜けきっていたのでしょう。
お酒を飲みたい欲は完全に失われ無味の超炭酸水を愛する男となっていました。
この間約1か月です。8年間体内にため続けてきたアルコールは1か月で放出されていきました。
お酒を徐々に他の飲料水に置き換える作戦は誰にでも合う方法かはわかりませんが、私にはとても効果的でした。
日々アルコール接種量が減っていくと達成感がありますしモチベーションアップに繋がっております 🙂
禁酒後に得られたメリット
禁酒に成功してからはメリットしかありません。
- 体重が2か月で5kg以上やせた 5/13 (76.0kg)→6/28(70.9kg)
- 有意義な時間ができた(読書・運動・自己分析など)
- 早寝早起きが出来るようになり顔のむくみが取れた
- 節約に繋がった
- カメ嫁の機嫌がよくなった
やるときはやるやん!

偉そうに書いてきましたが完全にはやめてません。
アルコールを完全悪のように書いてきましたが、目標だった結婚式までのダイエットを終えた後、飲酒は復活しています。
ただ会社の飲み会などの機会飲酒だけとなっています。
実際9月の飲酒は6回/30日とかなり頻度は減っている、飲む量も減っています。
何より飲みたいとも思わなくなりました。
アルコールを完全悪と思っているわけでもありません。
お酒は全世界の様々な文化において重要な役割を担ってきておりますし、芸術と切っても切れない関係性があると思っています。
「酒と女と歌を愛さぬ者は一生阿呆で過ごすのだ 」
ドイツの宗教革命家:ルター
「他人をより面白い人間にするために、私は酒を飲む」
アメリカの小説家:ヘミングウェイ
また国内のアルコール健康障害対策基本法では下記されています。
酒類が国民の生活に豊かさと潤いを与えるものであるとともに、酒類に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透している一方で、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となり、アルコール健康障害は、本人の健康の問題であるのみならず、その家族への深刻な影響や重大な社会問題を生じさせる危険性が高いことに鑑み、アルコール健康障害対策に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、アルコール健康障害対策の基本となる事項を定めること等により、アルコール健康障害対策を総合的かつ計画的に推進して、アルコール健康障害の発生、進行及び再発の防止を図り、あわせてアルコール健康障害を有する者等に対する支援の充実を図る必要がある
厚生労働省:アルコール健康障害対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000176279.html
バランスが大切ですね。
禁酒に失敗した時は受診しましょう!
厚生労働省ではアルコール健康障害対策として医療提供体制も整えております。
やめられない時は受診しましょう。
厚生労働省においては、アルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症対策の全国的な拠点機関として、「独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター」を指定し、依存症対策を推進する上で必要な人材を養成するための研修や依存症に関する情報収集・情報提供等を実施しています。
※受診に際しては、事前に各医療機関等にご確認ください
【まとめ】禁酒を実体験して感じたメリットをご紹介!禁酒こそ百薬の長!
世の中コツコツと努力を積み重ねても大きな結果が出ないことがたくさんあると思います!
ただこの禁酒に関しては1か月間超炭酸水を飲めば
痩せて、お金が溜まって、知識が増えて、嫁の機嫌がよくなるのです!
皆さま是非チャレンジしてみてください!
この記事のライター:ゆったりカメ助