挙式会社との最終打合せで驚いたこと、それは、挙式当日のスタッフにもチップが必要だということです。
でも、誰にいくら、そしてどのタイミングで渡せばいいのでしょう。
今回は、実際にテラスバイザシー挙式をあげてきたカメ夫婦の実例をもとに、挙式当日のチップの渡し方についてご紹介したいと思います。
他の人がどのくらい支払っているのかという視点でも参考になるかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
挙式当日にチップはなぜ必要?
ハワイに訪れる多くの日本人を悩ませるチップ制度。
ハワイでサービス業に従事されている方は、もともと賃金が安く設定されているために、チップが給料の大事な収入源ともなっています。
そのため、チップが貰えなかったらその人の生活は成り立ちません。
よって、チップの習慣があるハワイでサービスを受けたら、「ありがとう」という感謝の気持ちとしてチップを渡す必要があります。
ハワイ挙式でも同様に、サービスを受けたらチップを払うことがマナーですので、きちんと用意しておきましょう。
誰にいくら渡すの?
誰にいくら渡すかということについては、タカミブライダルとの最終打合せで相場を教えてくれます。
ハワイ挙式や渡航に関する注意事項が書いてある用紙をみながら、説明を受けました。
挙式で渡すチップについて
- ドライバー(片道)$5~10
- ヘア&メイクアップアーティスト $10~50
- フォトグラファー・ビデオグラファー $10~50
- エンターテイナー $10~30
$10~50って、結構ざっくりですよね。笑
最初見た時ちょっと困ってしまいました。でも、チップはサービスに対するお礼ですし、人によって感じ方にも差があるのでこういう書き方になってしまうのは仕方ないですね。
ちなみに、「エンターテイナー」は、パーティーの時に「フラダンサー&ウクレレ」をオプションでつけた場合などを指しています。
では、次に実際にカメ夫婦がいくら支払ったのか、みていきましょう。
実際にいくら支払った?
カメ夫婦が実際に支払ったチップの額はこちらです。
実際に支払ったチップの額
- ドライバー(片道)$10
- ヘア&メイクアップアーティスト(リハーサルメイク) $40
- ヘア&メイクアップアーティスト(挙式当日) $50
- フォトグラファー・ビデオグラファー $40
- エンターテイナーはオプションはつけていないのでなし
お気づきの方もおられると思いますが、ヘア&メイクさんは、リハーサルメイク時も支払っています。タカミブライダルとの最終打合せでも、「リハーサルメイク分」もチップとの説明を受けました。
ヘアメイクさんへの支払い方としては、リハーサル時と挙式当日とそれぞれ2日にかけて渡す方もいれば、挙式当日に2日分を一気に渡すという方もいるようです。
私たちは、「当日もしっかりお願いします!」という意味も込めて、リハーサル時と挙式当日と2回に分けて支払いました。正直、私たちを担当してくださったヘアメイクさんは、リハーサル時からサービスが非常に良かったので気前よく渡してしまいました。
金額は、個人の気持ちとしてタカミブライダルで案内のあった範囲内で渡せばよいと思います。
ポイント
日本のタカミブライダルの方にお聞きしたところ、タカミブライダルの現地従業員へのチップは不要とのことでした。
また、牧師、音楽奏者、シンガーについては、基本挙式代金に含まれているので渡す必要はありません。
チップを渡すタイミング
渡すタイミングは、はじめの挨拶または最後の挨拶の時に渡します。
多くの方は、サービスに対するお礼ですので最後に渡しているのではないかと思います。
渡すタイミングは、相手が作ってくれると思いますが、私たちが渡したタイミングについてもご紹介しておきます。
ドライバーさん
私たちは、行きと帰りでドライバーさんが異なりましたので、どちらも目的地に着いた時点で渡しました。
目的地に着いたら、ドアを開けに来てくれるので、そのタイミングで渡すことが出来ましたよ!
ちなみにですが、お二人ともガタイが良く、サングラスをつけていたので、どこかのSPのようでリムジンから出てくる姿もかっこよく、映画のようでした!笑
ぜひ挙式当日のお楽しみに…!
ヘア&メイクアップアーティスト
リハーサル終了後は、片づけをして部屋から出るタイミングあたりでお渡ししました。
挙式当日は、パーディーためにヘアメイクを直してもらった後、しばらく待っていると…タカミブライダルの現地従業員さんが「ヘアメイクさんとはここでお別れです」とヘアメイクさんをブライズルームまで連れてきてくださったので、このタイミングでお渡ししました。
タカミブライダルの従業員さんがタイミングを作ってくださると思いますし、もし渡しそびれそうになったらタカミブライダル従業員さんに相談すれば問題ないと思います。
フォトグラファーさん
私たちは、パーティー撮影を30分つけいました。フォトグラファーさんは、その撮影時間が終了してから私たちの椅子まで挨拶しに来てくれたので、このタイミングで渡すことが出来ました。
最後にチップを渡す場合、タイミングは相手が最後の挨拶に来てくれた時です。事前に用意して、お渡しするようにしましょう。
チップを渡すための事前準備
チップをスマートに渡すには、事前準備が必要です。
特にウエディング姿だと、バックや財布を常に持ち歩くことはできませんので、きちんと用意しておくことが大切です。
ポイントは3つです。
10ドル札と20ドル札を多めに用意するべし!
タカミブライダルから説明を受けたチップの金額もおおよそ「$10以上」でしたよね。
チップはお釣りなんて出ませんので、事前に両替所で10ドル札を多めに貰うなどして、用意しておきましょう!
なお、チップの基本は紙幣です。コインは入れないように注意しましょう。
事前に金額を決めておくべし!ゆったり構えていると
ハワイについてから考えよう~!なんてゆったり構えていると、後で「10ドル札が足りなかった~!」などと慌てることになりかねません。
ハワイ出発直前は、本当に準備でバタバタです!!
誰にいくら渡すかは、時間に余裕のあるうちにさっさと決めてしまいましょう!
ポチ袋を活用するべし!
お礼をお渡しするのに、生のお札をそのままお渡しするのはスマートではありません。
お年玉袋のような「ポチ袋」を日本で購入し、それに入れて渡すようにしましょう。
「ポチ袋」は、通販や100円ショップにも売っていますので、手軽に手に入りますよ!
外国で渡すものなので、なるべく日本らしものが良いですよね!
私たちも日本語で「ありがとう」と書いてあるものをドライバーさんにお渡ししたところ、わざわざ声に出して読んでくださって、喜んでもらえました!!
そしてポチ袋の裏には渡す人の名前と金額も書いておきましょう!
金額はメモを持っていっておけばいいやと思っても、旅行中は多い荷物の中、メモを探すだけでも大変です。
金額も事前に書いておけば、あとは両替して入れるだけなので非常にスムーズです。
挙式当日は、旦那さんのタキシードポケットに入れておいてもらえば、スムーズに渡すことができますよ!
以上です。
日本では馴染みのないチップは迷うことも多いですが、事前準備しておけば安心ですよ。
素敵な挙式となりますことを心から祈っております。
関連記事として、ハレクラニのプールサイドでのチップの渡し方について触れた記事もあります。ぜひご覧ください。